教養とは?

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教養とは、いったい何でしょう?

急に言われると、

分かっていることでも説明するのが難しかったり、

なんとなくしか分からないことも沢山あると思います。

この「教養」という言葉。

まずは、色々な辞典で書かれていること少し紹介します。

①精神文化一般に対する理解と知識を持ち、人間的諸能力が全体的、調和的に発達している状態。教養の内容は、その所有者が存在する社会の文化によって異なる。またそのような状態に教え導くことをさすこともある。(ブリタニカ国際百科事典 小項目辞典より一部抜粋)

②人間の精神を豊かにし、高等円満な人格を養い育てていく努力およびその成果をさす。…(省略)教養という言葉の語源であるcultureがラテン語のcultura(耕作)から来ていることから分かるように土地を耕して作物を育てる意味だったものを、「心の耕作」に転義させて、人間の精神を耕すことが教養であると解されている。(日本大百科全書より一部抜粋)

教え、養う、この二つがひとつの言葉になり「教養」という言葉になります。

しかし、私たちがこの言葉から連想するのは

「教養がある」、「教養がない」というような使い方をすることが多いと思います。

特に「教養がない」という言葉には「常識がない」というような意味も込められているように感じます。

「教え導き、そこから何かを得て成長する」

この言葉にはそのような意味が、この二字から感じられるのではなかと思います。